Making Books
POUL KJÆRHOLM 共鳴する日本の美意識
京都・両足院にてデンマークを代表する家具デザイナー、ポール・ケアホルム(1929-1980|Poul Kjærholm)の展覧会が12月21日より開催しています。その展覧会で販売される図録の編集をBACHが担当しました。
ポール・ケアホルム作品が持つ普遍的な美しさの中には、ケアホルム自身が日本文化やデザインに親しみその影響を受けてきたことが、ポール・ケアホルムの息子トーマス・ケアホルムさんと娘クリスティーヌ・ケアホルムさんによって綴られています。またケアホルムの作品が日本の伝統的な和の空間と自然に調和し、いかに日本の美意識と共鳴するのか。今回図録の監修を行った大長将之(KIGENZEN)さんによって素材、構造、そして美学の観点から考察された他の書籍とは全く異なる視点の内容となっています。
装丁のデザインは須山悠里さん。とても美しい佇まいに仕上がっています。
監修:KIGENZEN
執筆:トーマス・ケアホルム、クリスティーヌ・ケアホルム、大長将之、相澤真諭子
写真:矢吹健巳(W)
デザイン:須山悠里
編集:幅 允孝(BACH)
本体価格:4,500円(+消費税)
発売日:2024年12月21日
出版元:フリッツ・ハンセン
フリッツ・ハンセン
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KIGENZEN
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