國學院大學の渋谷キャンパス内に新設された「みちのきち-Kokugakuin Book Project-」。図書館外のパブリックスペースに本棚を設置し、学生のみなさんに知らない本と出くわしてもらおうというプロジェクトで、BACHが選書をおこないました。
國學院大學が135年にわたって実践してきた建学の精神や、学生のみなさんへのインタビューを通して導き出した「日本の来歴」「神聖なもの」「未知なる場所へ」「日常」といった7つのテーマで、学生の体に血肉化する知識、学内に染み出す本棚を目指しました。
またこのプロジェクトでは、授業や図書館とは少し違った本との出会いを訴求することを目的とし、キャンパス内の様々な場所にデザインされた本棚を配置していきます。第一弾として学術メディアセンター1階に出来上がったのは、大きな樹のようなスペース。内側に入ると360度本が広がり、ゆっくりと読書に浸ることができます。このユニークな空間を設計してくださったのは谷尻誠さん。そして、たくさんの本が木を彩り、本と出会うわくわくしたロゴをつくってくださったのは木住野彰悟さんです。
学内での「学び」以外に、さまざまな「好奇心」と一人の人間としての「気づき」の種をキャンパス内のあちこちに点在させたいと思っています。

150-8440
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