外務省が日本文化の発信拠点として展開する「JAPAN HOUSE」プロジェクト。2017年のサン・パウロ(ブラジル)に続き、2018年6月ロンドンのケンジントン・ストリートに「JAPAN HOUSE LONDON」がオープンしました。
BACH が制作した館内B1に位置するライブラリーは、「伝統文化」、「食」、「日本とロンドン」などの独自テーマによって編集した常設本棚と、数ヶ月毎に変容し続けるエキシビション型の企画本棚によって構成されています。
第1回目の企画本棚は「自然 Japan and Nature」と題し、写真家・鈴木理索さんの写す春夏秋冬と共に、日本の自然を表現する小説、絵本、アートブック、自然科学本などが多様に並びます。
また、第2回目の企画本棚では「民藝 Mingei-Japanese 'Folk Crafts'」と題し、芹沢銈介さんが手がけた色鮮やかな型染カレンダーや日本と関係の深い英国人の陶芸家バーナード・リーチの本を展示。
選定テーマごとに1冊1冊の本の連なりを設計し、キャプションを含め丁寧に本を差し出そうとしています。

監修:原研哉(日本デザインセンター)
施設設計:片山正通(ワンダーウォール)
ライブラリー制作:BACH

写真:Library at Japan House London

101-111 Kensington High Street, Kensington, London W8, UK
+44 20 3972 7100

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