飛ぶ教室 第43号(2015年秋)
いつもお世話になっているみなさまへ
秋の深まりを感じる日々ですが、
みなさま如何お過ごしでしょうか?
今日は、雑誌「飛ぶ教室」についてのお知らせを書かせていただきます。
1981年に創刊した児童文学の雑誌「飛ぶ教室」ですが、
復刊10周年の今年は毎号編集長を入れ替えるというユニークな企画をしております。
絵本作家の五味太郎さんが編集長を務めた2015年夏号に続き、
2015秋号では僭越ながら私、幅允孝が編集長をつとめることになりました。
(緊張しました。)
「ブックガイド 本と、その先」と題した特集では、
誌上で架空本屋さんを開店。
様々な分野で活躍する本好きに選書を依頼し、
その方にどう本が根付いているのかを詳しく聞かせていただきました。
誌上本屋の店主は以下の方達です。
角野栄子さん(児童文学者)の「おいしい本屋」、
木村宗慎さん(茶人)の「日本の心を知る本屋」、
土居利光さん(上野動物園長)の「動植物と仲良くなるための本屋」、
森永邦彦さん(ファッションデザイナー)の「反逆の本屋」、
石川直樹さん(写真家)の「陶酔本屋」、
長尾智子さん(料理家)の「くらしと物語の本屋」、
広瀬一郎さん(ギャラリー「桃居」店主)の「モノ見る目を養う本屋」、
萩原規子さん(作家)の「境界をめぐる本屋」
他にも小林エリカさん、前田ひさえさん、近藤聡乃さん、
かき下ろしによる本にまつわる作品も掲載しています。
秋の夜長のお伴になる1冊を見つけるには
ぴったりの内容になったと思っています。
10/25に発売しますので、お手にとってパラパラめくって頂けると嬉しいです。
幅允孝